各部署・チームのリーダーが語る「現場の仕事」
―今日はPRマーケティング部の企業チーム、PB(パーソナルブランディング)チームのリーダーと総務・人事部、PRソリューション部のリーダーにお集まりいただきました。
それぞれの部署・チームがどういった仕事を行っているのかなど伺っていきたいと思います!まずは、PRマーケティング部企業チームからお願いします。
企業チームリーダー:我々企業チームは、主に企業の広報部と仕事をし、企業や商品・サービスなどのブランディングや認知向上を目的とした広報活動のサポートをしています。
戦略立案からメディアが取材したいと思うようなPR企画の立案、プレスリリースの作成・配信、メディアに対しての情報提供を行い、取材を獲得していきます。
また、昨今はSNSを活用した広報PRもメディアと同じくらい重要になっていますので、SNSでの情報発信アドバイスやインフルエンサーの活用に関するアドバイスも行うケースが増えています。
―チームとして掲げている数値目標はありますか。
企業チームリーダー:これは全社共通ですが、PRコンサルタントには粗利目標というものがあります。個人の粗利目標は、役職ごとに設けられています。その目標を達成するために、役職により異なりますが、リテーナーという年間で契約するクライアントを2~4社ほど担当いただくほか、スポットという単発の案件を担当してもらっています。
また、チームとしての目標も設定されており、これらの到達度は、評価の指標の一つとなっています。
―チームのメンバーであるPRコンサルタントにはどういったことを期待されていますか。
企業チームリーダー:一人ひとりがプロフェッショナルとして活躍し、クライアントに信頼されるPRコンサルタントになることです。PR活動において、メディアでの露出は重要ですが、それが全てではありません。クライアントとのコミュニケーションの取り方次第で、関係値も成果も大きく変わってきます。クライアントから何か困ったことがあったら真っ先に相談しようと思ってもらえる存在になることが何より大事だと考えています。
―チームにはどんな方が多いのでしょうか。
企業チームリーダー:男女はほぼ同数で、年齢は20~40代と幅広いです。
性格としては、自主的に仕事を進めるメンバーが多いです。クライアント業務は、一人で行うのではなくチームでコミュニケーションを図りながら進めますが、指示待ちではなく自ら考え行動し、成果を出していく方が多いです。
―次にPRマーケティング部PBチームについて教えてください。
PBチームリーダー:我々は、個人の専門家、スペシャリストのブランディングを支援しています。
クライアントの専門領域は多岐にわたりますが、評論家や医者、経営コンサルタント、経営者など、皆さんそのジャンルで第一人者と言われる方々です。その方々のブランディングや認知向上を目的とした広報PR活動を展開しています。
―どういったミッションを掲げていらっしゃるのでしょうか。
PBチームリーダー:メディアでのより良い露出獲得といったところが大きいですが、ただ露出すればよいのではなく、本人が得意とすることや仕事のクオリティが伝わるような露出獲得を重視しています。そのため、メディアに刺さるようなプロフィールの作成やキャッチコピーも提案していますし、SNSやブログ、YouTubeなどのコンサルティングも行っています。このように、個人のブランディングにつながることであれば幅広くアドバイスをさせていただいています。トータルで知名度を上げるとともに、メディア露出を通した信頼向上によりパーソナルブランディングをトータルでプロデュースする、それが我々のミッションです。
―チーム内のメンバーにはどのような方がいらっしゃいますか。
PBチームリーダー:様々ですが、前職のキャリアを活かし、未経験ながら入社早々にクライアントやメディアと良好なコミュニケーションを図り成果を出している社員や自分の興味があるメディアを徹底的に開拓して、本人も楽しみながらクライアントにとっても非常に良い露出につなげている社員もいます。
―一人当たり何名ほどのクライアントを担当しているのでしょうか。
PBチームリーダー:与件やサポート内容により異なりますが、平均5~6社(人)です。
―企業チームとPBチームで交流はあるのでしょうか。
企業チームリーダー:ありますね。一番多いのはメディアリレーションを行う際だと思います。同じジャンルのメディアにアプローチしたいと考えている時は、情報交換しながら活動しています。
―身に付けられるスキルは、企業チームとPBチームで異なりますか。
企業チームリーダー:企業チームでは、いわゆる企業広報に必要なPRスキル全般が身に付きます。戦略立案やPR企画の立案、プレスリリース作成、メディアリレーションなどですね。担当するクライアントにより、イベントPRやSNSを活用したPRなどのスキルも身に付きます。
PBチームリーダー:基本的に、身に付けられるスキルは企業チームと変わりませんが、注力する業務は違ってきます。パーソナルブランディングが中心のため、個人にフォーカスした活動を行います。
そのため、メディア露出にしても、専門家の場合、Web媒体や紙媒体での連載獲得を重視していますし、書籍出版や出版PRを通したブランディングも行うことが多いです。あと、先ほどもお話したようにSNSのコンサルティングも積極的に行っているので、PBチームの場合こういったスキルが特に伸びると思います。
―PRコンサルタントとして入社いただくと、企業チームもしくはPBチームの配属となりますが、総務・人事部がどういった仕事をされているかも教えてください。
総務・人事部長:縁の下の力持ち的な存在だと思っています。我々は総務・人事だけではなく、経理も担当しいています。総務の仕事としては、本当に多岐にわたります。例えば、当社には様々な社内制度や福利厚生があり、毎月お誕生日をお祝いしたり、MVPを表彰する制度の取りまとめやプレゼント購入なども担当していますし、福利厚生の一つであるiDeCo+(イデコプラス)の管理なども行っています。
人事面では、社員やアルバイトの採用に関連する業務や勤怠・有休の管理、昇給・賞与の対応などを行っています。その他、災害や新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令に対する当社の方針を社内に周知するといった対応もしています。経理は、請求書の管理や助成金の申請など、会計事務所や税理士事務所と連携しながら対応しています。
色々な面から社員をサポートしている部署なので、どの部署とも交流が多いのが特徴かもしれません。
―PRソリューション部も新入社員が配属される部署ではありませんが、どういった部署なのかを教えていただけますか。
PRソリューション部リーダー:我々の部は、「社員教育」、「経営企画の推進」「集客営業」「自社ブランディング」「新規事業」という5つのミッションを持っている部署です。会社の状況に応じ、どの業務に注力するかは変わってきますが、管理職やすべての部署・チームと連携し、業務を進めています。
また、当社のオウンドメディアである、広報担当者向けのWebメディア「PRマガジン」のコラムはPRコンサルタントである社員が持ち回りで執筆してくれていますが、運営や取材記事は我々の部署が行っています。あと、率先して新しいことにチャレンジしたり、新しい情報を入手し、PRマーケティング部に情報やノウハウを共有するということも行っています。部署名通りですが、社内外の“課題を解決する部署”として立ち上げているので、何か困ったことなどあれば気軽に相談してもらえる部署でありたいなと思っています!
―皆さん、ありがとうございました!少しでも、社内の様子や入社後の働き方が伝われば幸いです!