インターネットメディアは広報活動で欠かすことにできないツールになっています。今回はインターネットメディアのなかで、最も主要となる「メールマガジンとホームページ」についてお話します。
●メールマガジン
メールマガジンは、ここ数年で媒体の力を急速に伸ばしており、PRまた広報的視点で、欠かすことの出来ない存在になっています。一般 的にメールマガジンは、購買にダイレクトに結びつきやすいと言われています。
オンラインショップなどリンクが貼ってあれば、その場でクリックしてダイレクトに購入可能な点がまず理由として挙げられます。消費者が「欲しい!」と思った時に、タイミングのロスなく出来ます。
またメールマガジンへのPRのポイントはマスコミPRとまったく同様です。
まずは、それぞれのメールマガジンの編集方針や読者層をよく把握します。
そのうえで、素材として役立ちそうな情報を提供して取り上げてもらうように働きかけます。
このように自社のターゲット顧客となるような読者を抱えるメールマガジンは常日頃からチェックしておき、何か役立ちそうな情報があれば提供していく姿勢が非常に大切になってきます。
メールマガジンの情報は『まぐまぐ』や『Melma!』『めろんぱん』『Pubzine』『Macky!』など、さまざまな発行システムのサイトから探すのが便利でしょう。また既存のメールマガジンにPRするだけでなく、自社でメールマガジンを創刊してしまうのも有効な手であるとPR会社は考えます。
●ホームページ
ホームページにおけるPRで大切なポイントは、ある程度、きちんと情報を公開しておくことです。
マスコミの人たちはそれを読んだうえで、取材すべきかどうかを判断することも多いからです。
また、それまでのマスコミ掲載事例を紹介しておくことは非常に有効です。これで信頼性が相当変わってくるうえ、取材する側も、安心してコンタクトが取れるからです。無数のホームページがあるなか、少しでも多くの人にアクセスしてもらうためにはどうすればいいでしょうか?
まずは『Google』などを始めとする検索エンジンに登録しておくことでしょう。(具体的な登録方法は、実際にそれぞれのページにかかれてあるので、アクセスして調べて下さい)一サイトずつ個別に登録していく以外に、登録を代行してくれるサイトなどもいくつか存在するので、そちらを利用するのもいいでしょう。
検索エンジンでは、キーワード検索をして自社のサイトが上位に出てくればくるほど、アクセスされる確率が高くなります。ホームページの運営者がキーワード検索でできるだけ上位で紹介されるような工夫をし、ホームページの内容を充実させていけば、上位に表示される可能性が高くなります。
また、メールマガジンとホームページの他に、忘れてはいけないのが、 「ブログ」の存在です。ブログ専用の検索エンジンサイトなども登場し、ここで発信される情報から、ベストセラーの本や人気商品が次々に誕生しています。今後ますます「ブログ」の影響力は大きくなっていくでしょう。