新聞や雑誌、テレビなどの読者、視聴者へのプレゼントコーナーに、自社の商品を提供し、自社商品をアピールする方法があります。
プロモーションしたい商品を簡単に説明し、「○名様にプレゼントします」とプレスリリースに明記して、マスコミ各社に送れば反応率は比較的よくなります。特に高額商品であればあるほど、記事として取り上げてくれる可能性も高くなり、新聞・雑誌などの紙媒体では、写真があれば、読者もイメージしやすくなり、なおよいでしょう。
また、どの媒体でもプレゼントコーナーは読者の反応がよく、それだけ注目されやすく、プレゼントに当選し、実際に届いたことで、そこから口コミで広がる可能性があります。
“掲載する媒体の読者、視聴者が喜ぶ企画を自分で企画し、提案する!”
他より注目されるコーナーであれば、その効果はさらにアップします。普段、読む雑誌や新聞、テレビなどのメディアを見てもわかるように、この方法はすでに PR手段の効率的な方法の一つとして多くの会社で浸透しています。
例えば….
「幸せな小金持ちへの8つのステップ」という本を、プレゼント企画として三十冊、朝日新聞社の『暮らしの風』に提供したところ、掲載後三千通の申し込みがあり、その後も多くの反響が続いたという話があります。三十冊のプレゼントに対して、三千通の応募です!反響の大きさに驚きです。
こうしたことに慣れた出版社などでは、部数の拡大やリニューアルなどメディア側のタイミングに合わせて、プレゼントの提供を要求してくることもあります。
ただし!高額な商品であれば、自社商品の購入層とその媒体の読者層、視聴者層と比較して、費用対効果にあった商品提供を心がけることは重要です。何でもプレゼントにしてしまうのではなく、やはりその費用対効果を十分考えて、プレゼント企画を実践していくことで、はじめてプレゼント企画が効果的なPRの手段となるのです。