『募集ネタ』を企画するとは・・・・
自社のビジネスに関連するテーマを設定して、そのテーマに沿った「論文」「エッセイ」、「俳句」、「絵画」、その他コンテストなどを自社主催で企画し、一般公募する方法のことです。そのビジネスが浸透していなくても、またそのビジネスに関心がなくても、エッセイなど文章を書くのが好きな人、また絵を描くのが好きな人など、他の分野に興味のある人でも参加することができる点で、幅広い客層が期待できます。
また、自社のビジネスだけでなく、その企業が行っている慈善事業やボランティアなどの活動に絡めたテーマを設定することもあります。この場合、公募してその記事を掲載してもらうことで、自社のビジネスというよりは、自社の活動と自社イメージのPRにもなる点で、その企業のメリットにもつながっていきます。
そして、それらの詳細をプレスリリースに書いて、新聞や雑誌の情報欄などに掲載してもらい、参加者を募集します。それだけでも、十分にPR活動になりますが、募集ネタは募集した後までがワンセットとなり、募集した後は、公募の結果を記事などで取り上げてもらうなどして、さらに露出することができます。
こうした結果、PRしたい商品や事業などの認知度を高めていくことが出来ます。
特に社会ネタや文化ネタとも絡めて公募すれば、公募結果を新聞の社会欄、文化欄などに取り上げてもらえることもあり、そうなれば、一般への訴求度は非常に高くなります。思わぬ効果がでてくることもありえます。
しかし、ここで注意が必要です!
マスコミの関心をひくテーマの設定はかなり難しいので、新聞の社会欄や文化欄などに取り上げたもらいたい場合は、事前にマスコミ関係者に相談してみるか、こうしたことに慣れた人の知恵を借りて企画することをおすすめします。