一般的に、テレビに企業や商品を取り上げてもらうためには、ニュース性があり、映像になる内容が要求されます。面白いイベントやビジュアル的に面白いニュースであれば、テレビで放映される可能性は高くなります。
また、カメラで撮影許可をもらうのはなかなか大変なことが多いため、面白い映像が取れるかだけでなく、ある程度、取材先に撮影の許可までもらったうえで提案したほうが採用確率は高くなります。
●テレビの強みはとは・・・
・リアルタイム報道ができるスピード音声
・視覚に訴えることのできる迫真性
・音声と映像の両方で視聴者に訴えることができる点です。
逆に、
●テレビの弱みとは・・・・
・放送時間の短さ
・活字に比べて情報量が少ない
かたち(活字)にの残らないため、記憶に残りにくい点です。テレビはニュースのほかにもワイドショーやバラエティ番組も是非チェックしたいところです。ここで注意しなければいけないのは視聴者層です。時間帯や番組内容によって見ている視聴者の年齢層が全く異なることがあるからです。
あるエンターテイメントを看板にしたレストランでは、注文時にお客さんが何を見て来店したのかを聞き、統計を取っていたそうです。その結果、深夜の情報番組に露出した後、その番組を見て来店した人が多く、全体の来客数も増加したことが分かりました。一方、夕方のニュース番組に露出した後は、その番組を見て来店した人は少なく、全体の来客数にも大きな変動はみられなかったそうです。
つまり、そのレストランの来客の中心となる若者は深夜の情報番組は見ていても、夕方のニュース番組は見ていないのです。また、ワイドショーは日曜日に放送されません。ということは、ワイドショーに取り上げて欲しい情報は、金曜日、土曜日、日曜日に送付することは避けたほうがよいでしょう。
(実は芸能人の方達もこの原理を巧みに利用して、離婚などの会見をしなければいけない際には、土曜日に会見を開き、露出を少なくするなどの工夫?をしているのです・・・。)
テレビは曜日や時間帯によって番組内容も異なり、視聴者層も異なってきますので、闇雲に露出を目指すのではなく、あなたの情報がどの番組に合うのかを十分に検討するようにしましょう。